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2018年9月20日 (木)

堅果の底が凹んでいることから「尻深樫」の名がついたマテバシイ属のシリブカガシ。【自然観察の振返り[4]ブナ科の植物・第10回】

☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年半、連載は連続2,300回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[4]】はブナ科の植物です。第10回は、マテバシイ属のシリブカガシです。 ☆シリブカガシは、本州(近畿地方以西)・四国・九州・沖縄に生えるブナ科マテバシイ属の常緑高木です。幹は高さ15メートル、直径50センチになります。 ☆シリブカガシの葉は互生し、葉身は倒披針状長楕円形で大きく、縁は全縁または上部にわずかに鋸歯があります。葉身は厚い革質で、表面には光沢があり、裏面は銀白色です。 ☆シリブカガシ雌雄同株・雌雄異花で、花期は9〜10月です。新枝の葉腋に雄花序が数個ついて斜上し、新枝の上部の葉腋に雌花序が出て斜上します。写真では雄花序は見えますが、雌花序は確認できません。シリブカガシの花期は他のブナ科の植物とは違う秋なので、花と大きく成長してきた果実を同じ時期に観察できます。 ☆シリブカガシの果実は、花期から1年後の翌年秋に熟します。シリブカガシの
殻斗は椀状で、多数の鱗片状の総苞片が瓦重ね状に並んでいます。堅果は楕円形で、基部の着点(堅果の底)がくぼんでいます。 ☆シリブカガシ(尻深樫)の名は、堅果の殻斗がとれた跡(堅果の底)が凹んでいることから、尻が深いドングリをつける樫の木に由来します。

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